Monday, August 29, 2011

56日目 ガールズトーク


金曜日です。この日は朝8時半に集合!で、行った先は出稼ぎ労働に関する会議。International Organization for Migrationやその他政府関係機関、そして多くのそれに関するNGOが招かれていました。うちのNGOもその一つ。



会議では、まず政府や関係機関の取り組み、それからNGOの取り組みを紹介。そこにギャップがないかなどをディスカッションし、より出稼ぎ労働者が減り国内で働けるようになるかとか、国外で働くにしてもどのように問題を避ければよいのか、帰国後のケアなどが話し合わせました。

フィリピンというと日本や中国などアジア系の国への出稼ぎが多いように感じますが(私はそう思っていました)、今回は特にヨーロッパの国へ渡った出稼ぎ労働者たちの問題にフォーカスしていました。そのため、EUやその関連の機関も来ていたようです。ディスカッションで出た課題は以下の通り。

出稼ぎ労働者に関する種々のデータの収集と公開・共有
地方公共機関の出稼ぎ労働者や移住に関するサービスの向上

もう1つありましたがよくわかりませんでした…最初は英語で話すものの皆だんだんタガログ語になって熱く話し出すので、ついていくのが大変でした><

質疑応答ではたくさんの人が手を挙げて、時間が無くなるほど。NGOの人たちは積極的に自分達のProposalをアピールして、スピーチしていました。特に女性の数が圧倒的で、フィリピンの女性の力強さを痛感しました。どんな相手でも物おじせず、堂々と前に立って説明をし、聴衆に向かって語りかける姿は本当にかっこよかったです。うちのボスも発言していて拍手が起こり、自分のことではないですがちょっと嬉しい気持ちになりました。




最後にEUから来たゲストが、今後EUがどのようにフィリピンの出稼ぎ労働に関して支援が出来るかということを述べていました。IOMなどにいつも支援をしているようですが、プログラムによるので何プログラム分お金があげられるかとか、そういうことは毎年違うようです。また話し合ってどのように支援するか考えます、とのことでした。今後もこの問題の解決のためロビー運動を積極的にしよう、とNGOの人が言うと、他のNGOの人々も同意していました。地方公共団体の職員でも、Immigration専用の部門を作る、などかなり前向きに動いているところもあるようで、NGOの皆さんの願いが少しでも聞き入れられるといいな、と思いました。



さて、この帰りに別のカンファレンスに出席していて、私の研修しているNGOのプログラムにボーディングメンバーとして最初の方から協力している日本人教授・Tさんと合流し、スタッフの皆とご飯を食べに行きました。



大きなステージでアマチュアバンドが演奏する中ごはんが食べられるレストラン♪「cowboy grill」かなり大勢で行って、ステージパフォーマンスを見てわいわいやっていました。パフォーマンスが面白すぎて、本当に素人?と思うような人たちばっかり。こっちの人は歌って踊るのが大好きなので、観客も皆踊ってました。笑 小さいころからそういうのに慣れてるのでうまいんですかね…うらやましい。 結局4,5時間も居座って店を出ました。



その後一緒に住んでいるスタッフ2人と一緒にスタバへ。1人が用事があるため、もう1人のスタッフと、その人が帰ってくるまでスタバで話をしていました。その人と、ひたすら恋の話や人生の話(これが意外に深くて勉強になりました笑)をしていました。用事のあるスタッフが帰ってきたのが0時過ぎのこと。帰ったら深夜1時ごろ。さすがにぐたっとしましたが、スタッフの人とガールズトークが出来たのがおもしろかったです。そこまで話せるようになった、というのもこの2か月の成果でしょうか。

そんなところに2か月の成長を見た?1日でした。笑

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