Wednesday, August 31, 2011

59,60日目 まったり休日♪


月曜日・火曜日は休日でオフィスが休みでした! なんか最近休みばっかり…
どうもラマダーン(イスラム教の断食)の最終日だったようで。そもそも8割以上がクリスチャンの国なのに、ラマダーンの最終日は国民全員休日ってなんだか面白いですよね。

本当は土-火と4日間の休日なので遠出したかったのですが、巨大な台風が近づいているということで遠くに行くのは諦めましたTT
月曜日はまーったりと過ごし、11時ごろから「Wensha Spa」というお得なスパに行っていました♥1000ペソ(2000円)しないでボディーマッサージなどが受けられます。更に6時間滞在でき、ジャグジーやお風呂、サウナ、バイキングは利用し放題なのです♪頼めばしゃぶしゃぶも食べれるんです!かなりお得ですね。



私はフットスパと、マニキュアを頼みました^^
他のインターン生の皆と6時間いっぱい粘って楽しみました♥

火曜日は、朝からバトミントンをする予定でした。前日にNGOのスタッフが、バトミントン行こうぜ!みたいな感じで(うちのところはいつもそういうノリですw)誘ってくれたので…

しかし最近忙しすぎたので、起きたものの体が動く気にならず…二度寝しました。日本でもよくやってるけど笑 申し訳ない……私だけ参加できず残念でしたTT



お昼はルームメイトMちゃんとプロジェクトバーガー★ 豆腐パテを頼みましたよ。
…うん。パテはチキンに限るっ!← おいしいけど、やっぱりハンバーガーには肉を入れなきゃダメですね。

その後は、私の研修マネージャー(研修先と私の橋渡し役兼お世話係みたいな)をしてくれているCheskaが遊びにいこーっと言ってくれたので、Eastwoodというところに行きました♪

ついて真っ先にボーリング。1回目こそスペアとったものの…その後ガーターガーターガーターの繰り返し。本当にへたくそなんです^^;結局最低スコアで終了。もう途中から試合放棄してましたw

その後不思議なドリンクが飲めるカフェへ。抹茶にチーズと塩っぽい何かwがのってる飲み物とか…ちょっと怪しげだったので、私はココア+チーズをチョイスしてみました♪これがめちゃくちゃ美味しかった♥これも日本に進出すべき店の1つですね^^w



そして前にも書いたと思いますが、ラーメンバーに行き、ちょっとラーメン食べ、この日は終わり。

というわけでものすごーくまったりとした休日でした!台風無かったら違うとこ行けたのになぁ。またまったり休めたからこれでいいのかな。。 次の日からまた仕事ですっ頑張りますb

Monday, August 29, 2011

57,58日目 アイセック漬け

土日はアイセック漬けな2日間でした。

まず土曜日の朝。といえば日本語レッスン。そう、これが私が担当する最後の日本語レッスンだったんです!
レッスンにより多く出席してくれた子に賞状と賞品を渡すため、夜中にせっせと折り紙を折ったりして準備していました。我ながらなかなかいい出来でしたw笑

しかしこの日から強力な台風が急接近。ものすごい雨でした。雨だと多くの生徒は交通の便が悪いため来られません。本当に残念ですが、この日来れたのは2人だけでした。ちょっと悲しかったですが、2人に賞状と賞品を渡しました。また、最後のレッスンということで授業は少なめに、あとは日本への理解を深めるプレゼンテーションをしました。独断でやってしまったのですが、皆一生懸命聞いてくれて1つ1つ覚えようとしてくれていました。

そして、生徒の1人からはお疲れ様のプレゼントをもらいました♥生徒の皆が温かくて、寂しがってくれて、幸せ者な先生でした。頼りない先生だったと思いますが、少ないながらも付いてきてくれた生徒たちに感謝します。今度会ったときどれだけ勉強してるかチェックしようと思っていますw笑

この日はこれから日本語レッスンを引き継ぐ日本人インターン生、Kくんも来てくれて、子どもにひらがなを教える方を担当してくれました。先週同様、誰もいなかったら私では面倒見きれなかった…のでとても助かりました。レッスン後子どもと折り紙をやると、それを楽しそうに動かしていてとてもかわいかったです♥
やっぱり折り紙はどこでも使えて便利ですね♪

子どもとたくさん遊んで、生徒たちに別れを言い、オフィスを出ました。もうしばらく会えないって不思議な感覚。生徒たちの顔を思い浮かべると、本当に寂しくなります。彼らにはもっと日本語を勉強して、いつか日本に来てほしいと思います。

その後ショッピングモールへ移動し、ラーメンを食べ、その後アイセックのフェアウェルパーティへ。これは私と他の数人の研修生が、もうすぐ帰国するため、さよならパーティでした。

その場所がすごい。5階建ての家で、家の中をエレベーターで移動。屋上からの眺めが最高。アイセッカーの家だったんですが、ここまで豪華だとは思っていませんでしたwエレベーターって(・ω・)って感じですね。笑

そこにはドイツ人やマレーシア人など多国籍なインターン生が集まっていました。ドイツ人インターンと話しましたが、インターンのプログラムで苦労していること、楽しんでいること、私たちと同じように毎日模索しながら働いている様子がうかがえました。とても親近感が湧きます。同じインターン生として、頑張りたいと改めて思いました。

たくさんのアイセッカーや現地の大学生、インターン生と触れ合える貴重な機会でした。その後帰る足が無かったため、結局残って帰ったのは朝。ぐーっすり寝ました。


起きたらお昼。教会に行き、その後はグローバルヴィレッジへ!グローバルヴィレッジとは、各国のインターン生が自分の国を紹介するブースを開き、ステージ上でも交代で文化紹介などのパフォーマンスをするワークショップのようなものです。アイセックでは研修生を集めてたまにやったりします。
今回主催はフィリピン大学のアイセック。ブースをやっていたのは、フィリピン大学経由でインターンしている学生たち。日本はもちろん、オランダ、チュニジア、オーストリアetc...たくさんのブースがありました。

場所はSM Northという、かなり大きいモールの吹き抜けの広場。よくこんなところ借りれたな、というくらいの大きさ。もちろん休日なのですごい人だかりで、盛況だったようです。少ししか見れませんでしたが、国によって思い思いの紹介の仕方をしていて、ステージパフォーマンスが特におもしろかったです。そんなに見る時間はありませんでしたが、こういう形でモールでいろんな国の文化が見れるのはおもしろいし、1回やってみたいと思いました。それにしてもあの人だかりの中で、プロでもなく訓練も受けていないのに堂々と司会しパフォーマンスする姿に驚きました。同じ研修生とは思えない。ステージに立ったインターン生たちに本当にお疲れ様、と言いたいです。

その後はフィリピン大学の日本人留学生の皆とぶらぶらと遊んで、ごはんも食べて、帰りました。留学生の皆と遊べるのはこれが最後くらいなので、貴重な時間でした。

もちろん研修中にはアイセック関係の皆にとても支えられましたが、こっちでフィリピンのいろんなことを教えてくれた、留学生の皆。アイセックとは関係ないけれど本当にお世話になりました。フィリピンという異国の地にあり、何も分からなかった私に手取り足取りいろんなことを教えてくれて。ありがとうの気持ちでいっぱいです。

さて、残りの時間も有意義に過ごしたいと思います!:)

56日目 ガールズトーク


金曜日です。この日は朝8時半に集合!で、行った先は出稼ぎ労働に関する会議。International Organization for Migrationやその他政府関係機関、そして多くのそれに関するNGOが招かれていました。うちのNGOもその一つ。



会議では、まず政府や関係機関の取り組み、それからNGOの取り組みを紹介。そこにギャップがないかなどをディスカッションし、より出稼ぎ労働者が減り国内で働けるようになるかとか、国外で働くにしてもどのように問題を避ければよいのか、帰国後のケアなどが話し合わせました。

フィリピンというと日本や中国などアジア系の国への出稼ぎが多いように感じますが(私はそう思っていました)、今回は特にヨーロッパの国へ渡った出稼ぎ労働者たちの問題にフォーカスしていました。そのため、EUやその関連の機関も来ていたようです。ディスカッションで出た課題は以下の通り。

出稼ぎ労働者に関する種々のデータの収集と公開・共有
地方公共機関の出稼ぎ労働者や移住に関するサービスの向上

もう1つありましたがよくわかりませんでした…最初は英語で話すものの皆だんだんタガログ語になって熱く話し出すので、ついていくのが大変でした><

質疑応答ではたくさんの人が手を挙げて、時間が無くなるほど。NGOの人たちは積極的に自分達のProposalをアピールして、スピーチしていました。特に女性の数が圧倒的で、フィリピンの女性の力強さを痛感しました。どんな相手でも物おじせず、堂々と前に立って説明をし、聴衆に向かって語りかける姿は本当にかっこよかったです。うちのボスも発言していて拍手が起こり、自分のことではないですがちょっと嬉しい気持ちになりました。




最後にEUから来たゲストが、今後EUがどのようにフィリピンの出稼ぎ労働に関して支援が出来るかということを述べていました。IOMなどにいつも支援をしているようですが、プログラムによるので何プログラム分お金があげられるかとか、そういうことは毎年違うようです。また話し合ってどのように支援するか考えます、とのことでした。今後もこの問題の解決のためロビー運動を積極的にしよう、とNGOの人が言うと、他のNGOの人々も同意していました。地方公共団体の職員でも、Immigration専用の部門を作る、などかなり前向きに動いているところもあるようで、NGOの皆さんの願いが少しでも聞き入れられるといいな、と思いました。



さて、この帰りに別のカンファレンスに出席していて、私の研修しているNGOのプログラムにボーディングメンバーとして最初の方から協力している日本人教授・Tさんと合流し、スタッフの皆とご飯を食べに行きました。



大きなステージでアマチュアバンドが演奏する中ごはんが食べられるレストラン♪「cowboy grill」かなり大勢で行って、ステージパフォーマンスを見てわいわいやっていました。パフォーマンスが面白すぎて、本当に素人?と思うような人たちばっかり。こっちの人は歌って踊るのが大好きなので、観客も皆踊ってました。笑 小さいころからそういうのに慣れてるのでうまいんですかね…うらやましい。 結局4,5時間も居座って店を出ました。



その後一緒に住んでいるスタッフ2人と一緒にスタバへ。1人が用事があるため、もう1人のスタッフと、その人が帰ってくるまでスタバで話をしていました。その人と、ひたすら恋の話や人生の話(これが意外に深くて勉強になりました笑)をしていました。用事のあるスタッフが帰ってきたのが0時過ぎのこと。帰ったら深夜1時ごろ。さすがにぐたっとしましたが、スタッフの人とガールズトークが出来たのがおもしろかったです。そこまで話せるようになった、というのもこの2か月の成果でしょうか。

そんなところに2か月の成長を見た?1日でした。笑

55日目 スタッフとして


さてさて 木曜日の出来事。この日は午前中にスタッフへのインタビュー、午後はスタッフミーティングがありました。

インタビューというのは、JWI(以前の記事参照)のassignmentで、働く女性にインタビューするというものです。私は一緒に出張に行ったNGOのソーシャルワーカー、Rさんにインタビューしました。

大学時代に偶然が重なって選んだ専攻だったということ、それでもこれが向いていると思ったこと、人に深く関われるこの仕事が自分に合っている、楽しいと思えたこと…今の職業に就くまでにあったいろいろなことを話してくれました。

そして実際に働き始め、このNGOに出会ったこと。出稼ぎ労働者の問題は国際的な問題であり、フィリピンでも重要な問題であり、奥が深いということ。それだけにchallengingな仕事。だからこそやりがいがあって、この仕事に関わっているのだと。I love challenge! と言っていました。とてもその人らしい答えです^^

仕事に関して不満に思うこと、困難に思うことは、法律制度にイライラさせられる、と。書類を出したり依頼を出しても、1年や2年も放置されたり手続きが終わらなかったりする。そうすると次のステップに進めなかったりクライアントの関心が薄れてしまい、何回も請求を出さなければいけないのでそのことで問題にぶち当たることが多いようです。

でも、やっぱり仕事を続けるのはこの仕事が好きで、やりがいがあって、人と深くかかわることが出来るから。楽しんでいる、と。楽しめないんだったらやめるだけ。If im not happy, I quit, right? 彼女がインタビュー中に何回も言っていた言葉。今の仕事に情熱があって、とても楽しんでいるようです。

プライベートのこともいろいろと聞きましたが、個人的なことになるので詳細は書きません。ただこれを通してフィリピンの結婚制度の問題や、宗教観などいろいろな側面が見えました。面白いインタビューだったと思います♪

彼女はフィリピン大学を奨学生として1円も払わず卒業し、国家資格を取得し、今も大学院生として研究などをしているとても知的でしっかりした女性です。今回は前よりもうちょっと突っ込んだ話が聞けてよかったです。

そして、午後からスタッフ全員集合してスタッフミーティング。3時間少々あったと思います。
研修を始めてから初めてのミーティングでした。どうも不定期でやっているらしい。しかしアジェンダがしっかりしていて、7,8月の出来事、これからのこと、いろいろなことを話し合いました。



まずは活動報告から。違うプロジェクトの話をあまり聞いたことが無かったので、こんなことやっているんだ、と今更ながら知ることが多かったです。私が参加したプロジェクトや仕事に関しては、かおりはそれに参加してどう思った?とか、何を学んだ?どういうことしたの?とたくさんの質問が出て、いちスタッフとして扱い意見を聞いてくれたことが本当に嬉しかったです。発言機会はスタッフも、インターン生も平等。それを真剣に聞いてくれるスタッフの皆に感謝です。

戸籍謄本の取得や、新たなファンドレイジングの方向性、どのような帰国した出稼ぎ労働者のクライアントたちが今後どのようにビジネスを始めたらよいのか…課題は予想以上にたくさん。私も真剣に考えて、いいアイデアを出せるように頑張らないといけないと思いました。

午前のインタビューにもあったように、法的機関や公共機関の対応が遅く2年近く待たされているケースもあるようで、そのことも問題に上がりました。それぞれのプロジェクトが各々苦労していて、それがちゃんとシェアリングされてよかったです。さらに、スケジュール表も作ろうという案が出て(むしろなんで今までなかったんだろうw)、ひとまず前進。皆でケーキも食べて笑、真剣ながらも楽しい一時でした♥

夜は、フィリピン大学の日本人留学生の子たちが日本食レストラン「Uniquease」(ユニカセ)に連れて行ってくれました★ ユニカセは、ソーシャルエンタープライズのお店です。
代表の方は日本人で、レストランのスタッフはストリートチルドレンだった子どもなどをNGOからリクルートし、教育して雇うという形をとっています。

代表のYさんは学生時代からたくさんの経験をしている方で、本当に尊敬、の一言しか無いです。スタッフに逃げられたり盗まれたり、紆余曲折ありながらも、貧しい子供を救うべくすべてを投資してユニカセを動かしてきました。そこのスタッフは本当によくトレーニングされていて、日本にいるときと同様のサービスが出来ます。さらにYさんは彼らが自立してビジネスを出来るよう、教育もしっかりと施しています。いつかYさんが引退してもユニカセが子どもたちの力で動き、さらにそこから巣立ち新たに自分のビジネスを始める。そこにまた同じような状況の子どもたちが雇われ訓練される。このサークルを生み出そうとしているユニカセの挑戦を、応援したいです。

レストランは味はもちろん良いし、お店の雰囲気も良くところどころ工夫されています。掲示板などはスタッフのアイデアで作られていて、自由にスタッフの意見を取り込み、いろいろなことにトライさせるYさんの姿勢がスタッフの創造性や自立性を引き出しているのではないかと感じました。



そこには日本人インターン生の子もいたのですが、同じインターン生としてこんな魅力ある団体で自分の裁量で仕事を進めている姿を見て、刺激を受けました。



たくさんYさんから貴重な情報を頂いて、とても楽しい食事の一時でした。本当においしかったです!
皆さんもフィリピンに来たら、ユニカセに足を運んでみてください♪

Sunday, August 28, 2011

53,54日目 つながり



本当に本当に更新率悪くて申し訳ないです;

ちなみに今日が29日なので、あれっもう日本帰ってるんじゃないの?って思う方もいらっしゃると思いますが…マニラなうです。笑 1週間程度滞在を延長したため、2日帰国予定となりました。なのでこのブログももうちょっと続きます^^

先週の記憶がすでに薄れていますが、頑張って掘り起こしていきたいと思います!

さて、55,56日目は火、水。

火曜日は、プエルトガレラ明けのオフィスデイでした~。

この日も通常業務をこなし、その後戸籍謄本についていろいろ調べていました。戸籍は出稼ぎ先で結婚したり、子どもを産んだクライアントさんにとって重要な意味を持つので、戸籍について話し合いはよくスタッフ間でされています。でもとても複雑なシステムで、フィリピンには無い制度なのでなかなか難しいんですよね。

そういうわけで、戸籍ってなんぞや、とかどんなことがどこに書いてある、っていうのをまとめたものを作ろうと。思ったんです。
というのも、パグサンハンの急流下り(以前の記事参照)に行ったとき、一緒に行った子のひとりとインターンについて話してたんです。そこで、そういう戸籍とかを分かりやすくするフォーマットとかあればいいのにね!と言われそれだ、それをやろう!と思ったんです。思いがけず良いアドバイスがもらえてよかった^^
この日はそんな感じ?wの仕事をして、夜はCubaoというところで他のインターン生とごはん♪

Mちゃんは「カレカレ」というフィリピン料理をオーダーしました。



聞いたことあるねーなんて言いながら食べていると…なんか毛が生えてる!!!とMちゃんが。毛?と思ったら本当に生えてましたw どうもカレカレとは、オックステール(牛の尾)入りのスープのようなものだったらしい。皆で気持ち悪がって、結局食べませんでした。笑

水曜日は、ビザの延長のためイミグレーションのオフィスに行って、その後Mちゃんの紹介でNGO訪問に行ってきました★

Immigrationのオフィスに入ろうとしたら、私だけ警備員に止められました。どうも服装規定に引っかかったらしい。ショートパンツはNGだそうで…そこでMちゃんに借りたスカーフをその場で腰に巻いてもう1回行くと、「それ絶対に外しちゃダメだよ」と警備員さん。そして入れてくれました。いや、嬉しいけど、それでいいんかいって感じでしたw こっちの警備員さんって本当適当過ぎる^^;

無事に手続きを済ませました。が、2回目の延長だったため料金がかなり高かった。政府はこれで結構稼いでるんでしょうかw しかも要らないのにIDカードまで発行されていた。これじゃ完璧現地人だな、と思いました笑



それから国立図書館のある地域に移動し、カトリック系のNGOに訪問に行きました。
そこを訪問したのは、Mちゃんが高校の時に関わっていたNGOの現地オフィスが近くにあったからなのです。

オフィスで迎えてくれたのは、もう20年以上マニラに住んでいる日本人女性Mさん(なんか私の周りはMが付く人ばっかりw)。当たり前ですがもうすっかりこちら馴染んでいて、サバサバしている女性でした。幼稚園の先生をやめて、フィリピンに来たMさん。半年だけのつもりが、ここまで来てしまった、と。でもその気持ちは分からなくもないな、と思いました。あともう少しだけここに居ようと思わせるような何かがフィリピンにはあるのではないかと思います。

このNGOは元々日本人の神父の方がフィリピンに来て、フィリピン在住の日本人で困っている方をサポートするのが目的のものだったそうです。現在はフィリピン人学生への奨学金や、スタディツアーなど様々な活動をやっているそうです。

ただ、神父さんが亡くなってしまい、活動も縮小しているため、いつまでオフィスを維持できるか分からないと仰っていて、改めてこういう団体の存続は難しいということ、気持ちだけでは活動を維持できない現実を知りました。

これまでの経験や、スタディーツアーでどれだけ参加者が変わったかを話すMさんの目が輝いていて、心からフィリピンを愛していることが分かりました。また気持ちだけでなく、日本人とフィリピン人の信仰心の違い、考え方の違い、性格の違いというものを冷静に分析していて、良いところは良い、悪いところは悪いとはっきり言える姿勢があり、尊敬したいと思いました。

フィリピン人の信仰深さは前にも触れたと思いますが、それがあるから人生に対して楽観的である、しかし、その分他人に甘えやすい、とMさんは分析していて、私もその通りだと思いました。

20年以上もフィリピンとそこに住む日本人のために働くMさん。私は失礼ながらそのNGOの名前も知らなかったのですが、こうしてお話が聞けて良かったと思います。


そんなこんなで家に帰り、夕食は中身を自分で選べるバーガー屋さん、その名もProject Burgerへ。
セサミバンズ、チキンパテ、ベーコン、卵、レタス、モッツァレラチーズを選びました。人生最高のバーガーになりました♥



自分で中身を選ぶって、日本でも確かSubway?かどっかにあったような気がしますが、ここで細かく選べるのは日本には無い気がします。日本に進出してくれたらいいのに、と本気で思います。かなり売れそう。そういう店日本にあるよって人がいたらぜひ教えてください!! ちなみに豆腐パテもありましたよ。なんか日本が懐かしくなったなぁ。

そんな2日間でした♪

ちなみに…この日行ったImmigrationのオフィスはチャイナタウンの近く。



横浜中華街を思い出しました^^ しかし路地や現地の人しか通らないような小さい道に出てみると…



川にごみの山。これもまた現実ですね。

私はマニラではかなり綺麗な方に住んでいるので、こういった地域を見る機会があまりありませんでした。今回図らずもこういった側面を見て現実を知ることが出来たのは良い経験でした。しかし本当に臭いが酷いし、見た目も…驚きました。

Tuesday, August 23, 2011

51,52日目 最高の海


51,52日目。日月ですね!

この日は朝早く起きて、フィリピン大学内にある教会へレッツゴー



その後、ダブルMちゃんwと合流してCubaoという大きなバスステーションがあるところへ。ここからBatangasという、島のはしーっこの方にある港へ行くバスに乗りました。

何でそんなところに行くのかというと、Puerto Galeraに行くためです★
Puerto Galera,知らない人も多いかもしれませんが、ヨーロッパ人やアジア人が多く訪れるリゾート?というか観光地です。とても綺麗なビーチが並び、ダイビングやスノーケリングで有名な場所です。
月曜日は皆1日お休みをとり、1泊2日の弾丸旅行をしてきたのですっ

※というわけで、ここから全くインターンとは関係のないただの旅行記になるので興味ない人はごめんなさい><

バスに揺られること2時間少々、それから港に降り立ち、結構待たされてからボートに乗り込みました。30人用くらいかな…?小さめで、かなり揺れるwボートへ。さらに1時間半ほど行ったところに、ホワイトビーチと呼ばれる美しいビーチにほど近い港がありました。そこからトライシクルに乗りホテルへ直行。ホテルはかなり安かった(3人で約3000円)ですが良さげな場所でした♥廊下からの眺めが最高。



私たちのホテルから見えるビーチは、アニヌナンビーチという小さなビーチです。そこから歩いて5分で、かの有名な?wプエルトガレラ1綺麗と噂のホワイトビーチに着きます。ひたすらアニヌナンを歩いてホワイトビーチへ。




白い砂浜、どこまでも透明な海の色に3人とも大感激!歩いているだけで楽しくなりました。散策したり、他のホテルをちょっとのぞかせてもらったり…すると、レストランのお兄さんがマッサージやらない?と言いだし、いつの間にやら通称マッサージおばさんの集団に囲まれてしまいましたw
この周辺は外国人観光客が多いので、マッサージおばさんの数もかなり多い。マットを抱えて'mom,massage?'と繰り返しています。囲まれたししょうがないので試してみよう、ということになり、日の沈むビーチを眺めながらマットに寝転がりました。



正直私はくすぐったがりなのでつらかったのですがwかなり訓練されたマッサージ師のようで、一気に体がほぐれて癒されました。結構な低価格で長い時間やってもらって、更に眺めも最高だったので十分満足できました。マッサージおばさんなんて言って煙たがらず、最初から頼んでおけばよかった。おばさんたちはとっても優しくて、なんだか申し訳ない気分になりました^^;

そのあと眺めのいいところで夕食を食べ(でも日が沈んでいてあんまり何も見えなかった…笑)一度ホテルに帰り、そのあとは真っ暗なアニヌナンビーチで波の音を聞いてまったり。そしてすぐ寝ました。

2日目は、トライシクルのおじさんがごはん・スノーケリングなどセットでガイドしてくれるというようなことを言っていたので頼んでみることに。おじさんの知り合いのお兄さんが、ボートを漕いで海に連れて行ってくれました。

ボートから見える水の透明さ、青い海、どこまでも広がる白いビーチと緑の木々。絶景でした。

最初にwater caveに連れて行ってもらい、びしょ濡れになりながら洞窟散策を楽しみました。洞窟の中の水も、ものすごい透明度で綺麗な魚が見れました。



その後スノーケリングをしましたが、これは私はあんまりうまく出来ず、塩辛い水が口と鼻に入って大変でした。しかしパンをあげるたびに集まる無数の小さい魚たちがなんとも言えず可愛かったです。サンゴも見ることが出来ました。



スノーケリングの後は砂浜で昼食♪ ボートのお兄ちゃんのお母さんが温かいご飯を作っていてくれました。このチキンと魚がまたおいしかった♥そこはとても小さいビーチなんですが、彼の家族しかおらず、私たちは3人貸切状態でまったりとビーチで遊ぶことが出来ました。実際、ホワイトビーチよりこの名もなきビーチの方が透明で綺麗な水色でした。色とりどりの貝や石があって、それを見るだけでも相当な時間が経っていたような。



バタンガスへの最終ボートが出る時間になり、港へ行きました。ここの近くのバナナシェイクは本当にどうやって作ったんだろうレベルの最高の味でした:)(ほめ過ぎ?w

帰りのボートは天候のためにかなり揺れ…2時間半ほどかかり、バスも時間がかかり、ちょっと遅めに家に着きました。

金額的にはバスとボートで行ったため安い値段で行くことが出来ました!また19年ちょっと生きてきた中でも1,2を争うすばらしい自然の景色に出会えたことは、貴重な経験になりました。

Monday, August 22, 2011

49,50日目 フィリピンの歴史


49日目は、金曜日ですが、祝日でした~★National Hero's Day...だったかな?またはQuezon City Day??(市の記念日?)まぁどっちかだった、そして休日だったということですw

というわけで、マニラの歴史を巡る旅へ!Intramuros!!
イントラムロスとは、その昔フィリピンを占領していたスペインの雰囲気が色濃く残る歴史ある地域です。これがちょうどビザを申請する場所の近くにあるためwついでだから行っちゃおう、という感じでルームメイトのビザ申請について行きました。



真っ先に向かったのはマニラ大聖堂。めちゃくちゃ大きい!そしてステンドグラスの美しさは表現しきれないほどです。




教会と言っても、ほぼ観光仕様にされていましたが…大聖堂の歴史や貴重な展示品が数多く置いてありました。2階にあるパイプオルガンが荘厳な雰囲気。



その後も続くスペインのような街並みを楽しんで、サン・オウガスチン教会へ。これは中には入れないのですが、とても綺麗でした。




イントラムロスで有名なレストランで、スペイン料理の代表格?パエリア(ものすっごくおいしかった♥)を食べ、サンチャゴ要塞へ。





サンチャゴ要塞は、第二次世界大戦時に日本軍が占領していたところで、ここで多くのフィリピン人を処刑したと言われています。心苦しい気もしますが、日本人としては見ておかなければいけないところでもあります。 要塞の中は牢獄のような雰囲気はあまりなく、記念公園としての印象の方が強かったです。あまり歴史を学んだ、という感じにはなりませんでしたが、見ておけただけでもよかったのかなと思います。



↑イントラムロスの街並み★

そして、50日目土曜日。もう50日も経ってしまった…なんだか信じられない気持ちです。
この日の日本語レッスンは、生徒2人だけの参加。いつも来てくれているメンバーで、和やかな雰囲気でした。そして、この日はゲストが2人。10歳のエスターちゃんと6歳?くらいだったかな?wのカイザーくん。この前フィールドトリップに行ったクライアントさんのお子さんと親戚の子です。日本のアニメが好きで、日本語を学びたいと言ってくれました^^しかし他の生徒と同じ授業は出来ないので、この日違うNGOから遊びに来てくれたインターン生・Mちゃんにベーシックな日本語の授業をしてもらうことにしました。とても上手に日本語のあいさつができるようになって、ひらがなもいくつか覚えることができたようです。とっても可愛い子たちでした^^ 私の授業の方は、日付や戸数の数え方(~個、~つ、~冊など)、前置詞などをやっていました。授業終わりに、「来週が最後の授業なの?」とさびしそうに聞いてくれた生徒の2人。私もなんだか皆に会えなくなるのはツラいな、と思いました。

そのあとは日本人インターン生の皆とショッピングしました★久しぶりのショッピング。しかしフィリピンのショッピングモールは相変わらず大きすぎて何がどこにあるのか全く分からない。笑 歩くだけで疲れてしまいました><でもお土産物など買えてよかったです♥

そんな2日間でした!

Saturday, August 20, 2011

48日目 ビジネスを始めよう


48日目、木曜日は念願のフィールドトリップに行ってまいりました!!!
どんなフィールドトリップかというと…

私のインターン先のNGOは、以前の記事にもあるように、出稼ぎ労働者として海外で働き、トラブルに巻き込まれている女性とその子ども、を助ける活動をしています(主に日本に出稼ぎに来ていた女性)。今、その女性たちが帰国後に新しく安定して働く場を得られるよう、女性たちが集まって何か新しいビジネスをスタート出来ないか、と模索中なのです。そこでクライアントの女性10人ほどが集まり、ソーシャルエンタープライズのビジネスをしている組織・団体を見て学ぼう!というのが今回のフィールドトリップのテーマです。
このプログラムは計4回で、

第1回:ディスカッション(今までの自分の経験((出稼ぎ労働者として、等)))を共有し話し合う
第2回:フィールドトリップ(←今回がこれ)
第3回:ビジネスの始め方セミナー
第4回:'Dreamshop' (workshop...ではなく、自分たちの夢を具体的に描き出すプログラムなので、dreamshopなんだよ、と言われました^^)

となっています。参加しているクライアントさんたちはそれ程若くはないのですが、とても勉強熱心でアクティブで、情熱を持っている人たちです。その勢いに私も圧倒されるほどです笑

というわけで、最初にジュースの空き箱からテトラポットを作り、花や植物を栽培し売る、というビジネスを促進しているNGOに訪問し説明を受けました。テトラポットだけでなくカバンや財布も作っているようで、見せてもらったのですが…とても可愛くてこれは売れるんじゃないかと思いました。正直、こういった貧しい人々の生活のためのビジネスとなると、低コストでかつ製作者もトレーニングを受けたばかりの人がやるわけですから、クオリティが低い商品二ならざるを得ないというところがあると思っていたので…でも素直に欲しい、と思える仕上がりになっていて、思わず見入ってしまいました。



このNGOは、台風やそれに伴う洪水の多いフィリピンで、自然災害のため被害を受けた貧しい農村の人々を支援する団体です。そのため、雨季などにこういった商品を作って生計を立てているのです。
このビジネスはとてもうまく回っているようで、最近は植物栽培のための土を入れる入れ物や、残飯から肥料を作るための入れ物まで作っているようです。さらにそれを応用してボートの体つくりetc...たくさんの村の人々の生活を支えるビジネスに発展しているようでした。ただテトラポットを作るだけでなく、そこから派生して、めぐりめぐるように新しい事業が生まれているところがこのビジネスが発展した理由なのかな、と思います。その場に立ち止まらず常に改善したり進歩していくということは、どのビジネスにおいても基本なんだと感じました。といってもあんまりビジネスを学んだことがないので勝手な感想ですがw

そしてそれからMystical Caveに行きました。山の奥の方にある洞窟です!なんでフィールドトリップで洞窟!?と思われるかもしれません。私も意味は分かりません笑
こっちの人は仕事中でも間に観光等を挟んで楽しんでいこう!!っていうタイプなので、そういう息抜き的な意味でこれがプログラムの中に入っていたんだと思いますw まぁソーシャルエンタープライズとは関係ないですが、これもこれでいいんじゃないかと^^w



美しい森の中、ひたすら階段を上りました。そして着いた先は洞窟の入り口。真っ暗な洞窟の中を懐中電灯とガイドさんに導かれ進んでいきました。




この洞窟、かなーり広くて長い。そして、ところどころに不思議な形をした岩。これは全て自然に出来たもののようですが、こちらではその一つ一つにinterpretationをつけているようです。聖母マリアと子どもの頃のイエス、などなど…聖書からとった名前や地名を岩に見立てているんです。それも全部interpretation通りの形に見えます。それをガイドさんが一つ一つ説明してくれて。1時間半…くらいは歩いたかな?とても長く神秘的な洞窟でした。




洞窟を出て皆でピクニック気分のランチ♪から、他のNGOに行ってきました。こちらも、ソーシャルエンタープライズとしてカバンの制作・販売をしているところ。カバンの制作をしているのは、「パヤタス」と呼ばれるフィリピンでも最大級の有名なごみ置き場周辺で極貧の生活をしている人たち。彼女たちに糸を集め大きなヒモを作ってもらう。またヒモを編んで複雑な形のカバンを作っていく。この団体のビジネスは非常に良い結果を残しているそうで、数々のパートナーシップやアワードを獲得している有名なところでした。一体どんなカバンを作っているんだろう…と思って見せてもらって、納得。これはすごい!日本人の私の目線でも、これは高いだろうな~、と感じさせるようなハイクオリティなカバン。年に1度ファッションショーでも披露され、有名デザイナーがついている、ブランド物のバッグと遜色ない商品です。これをトレーニングを受けた普通の人々が作っているとは!皆さんも実物を見たらきっと感動すると思います★

一番印象的だったのは、オフィスの様子。もちろん上手く行っている団体だから、というのもあると思いますが、とてもきれいで整ったオフィス。綺麗というのは、ただ単純にお金がかけられているとかそういうことじゃありません。そんなに広い訳ではないし特別いい機械があるわけでもありません。
しかし一人ひとり仕切られたデスクに、整頓されたファイル。スタッフ1人1人のネームプレートに、1週間の予定。誰がどこにいるのか把握されている。ポストイットや張り紙による連絡事項の数々。こういった光景、日本では当たり前なんですが、フィリピンでは滅多に見ません。(ちゃんとした会社にはあると思いますが)これを見たとき、これは成功するなぁ、と思いました。こうした方が無駄がないし集中力が上がる。
いつも思うんですが、この国は非効率に対する意識が低いと思います。電車が来たら中から人が出てくるまで待てばいいのに、我先にと入るから結局ぶつかって時間を食う。朝のラッシュ時にエスカレーターが停止しているのに、昼になったら動いてたりする。事前に連絡すればいいのに当日で言いと思っているから、当日混乱が起きたり予定通りに物事が運ばない。ちょっとだけ工夫すればいいのに、連絡票とか、連絡帳とか作ればいいだけなのに。いっつもそう思います。でもあんまりその発想は無いみたい。
オフィスも、汚くても仕事できるっちゃあ出来ますが、綺麗で整頓されていた方が無駄なく働けるでしょう。形から入る人間というわけではないですが、この時訪れたオフィスのように、予定表があって、整頓されたファイルの棚があれば随分仕事が効率的になる。やっぱり職場環境を整えるというのは仕事の成功への一つのキーなんじゃないんでしょうか。このNGOが成功した理由の一つにもこれが挙げられるのではないかと思いました。

そして最後に訪れたのは、小さな商店街にある小さな小物屋さん。スモールビジネスを始める人のための小さなプラットフォームのようなものがあり、そこに会員費を少額納める代わりに、必要な道具や材料を借りて、小さなお店を開けるよう支援してくれる団体なのだそうです。訪れたのは、そこを通して小物屋を始めた一人のおばさんのお店。とってもかわいいアクセサリーが並んでいました^^しかし、商品がちょっと汚くなってたり古くなってたりしたかな…商品を買ううえで、それが綺麗であることは第一条件。そこが改善されたらもっと売れると思うのですが… 



そのプラットフォームではスモールビジネスをしている人たちの子どもが学校に通えるよう奨学金を出す活動もしているようで、それで大学に通っている子たちが小物屋の前を通り過ぎて行っているのを見ました。彼女たちの笑顔を見て、学校に行ける嬉しさが伝わってきました。

私たちが帰るときには土砂降りで、地面が水につかってしまいました。大通りまで出られるように、街の小さな子どもが道に大きな石を敷いてくれました。本当に心優しい少年。ありがとうの気持ちでいっぱい。



今回はいろいろな形のソーシャルエンタープライズに出会えて、そこのいる人々の生き方に触れられて、とても勉強になる1日でした。この日学んだことを忘れないように心に留めたいと思います。

Thursday, August 18, 2011

45-47日 日々のこと。笑

月~水、一気に書きます★
まずは月曜日。かなり忙しい1日でした!日本の法律に関する調査や、国際結婚に関するデータ集めなど。自分が知らないことが多くて、改めて勉強になりました。

そして火曜日。早
最近はスタッフの人が日本の現行の法律について調べたりそれに基づいて今後の対策を話し合ったりしているので、その補助で資料を探したりしています。こういうのはNGO内で一人の日本人である私の仕事なので、少しは役に立っているのかなぁと思ったり。
仕事の後は他のインターン生と一緒に、アイセッカーの家に泊まってきました★フィリピンのいろんなところを知ることが出来て、日本と比較できるので楽しいだけじゃなく勉強になります。塾に必死で通って勉強して、国立目指して、でも失敗したら有名な私大に入る。これフィリピンでも一緒らしいですよ!フィリピンも日本も受験生は大変ですね^^;;自分の高校生のころを思い出しました。
でもフィリピンには中学校がないんですよ。小学校から高校。だから大学に上がれる年齢も日本より若いです。ものすごく若い子が大学1年生だったりしてたまに驚きますw

水曜日朝は、アイセッカーのお家のお手伝いさんがそこら辺のレストランよりおいしい朝ご飯を作ってくれました。なんかいろんな意味ですごい。笑 水曜日は比較的暇な一日を過ごしw、仕事が終わったら他の日本人インターン生とごはん♪以前の記事にもあるように、アイセックジャパンのプログラムJWIで同じ2期生のFちゃん!と、ダブルMちゃん。笑 と4人で韓国焼肉を食べました~♥ こっち来て韓国料理って…って感じですがw やっぱり韓国料理、おいしいですもんね。焼肉食べ放題+サイドディッシュ付きで299ペソ(600円くらい)ですよ~。安すぎる! Fちゃんは周りに全く日本人がいない環境のようで、外国のインターン生や他のNGOの様子を聞けてよかったです^^元気でよかったぁ。日本人インターン生、みんな頑張ってるようですb

そして!木曜日はフィールドワークに出かけてきました~!念願のフィールドワーク♪♪♪これについては長くなりそうなので次の記事で書きます~:)

ではでは

写真ネタがな~いっ火曜日に食べたハンバーガーで許してください↓笑 おいしかったよ~^^



Monday, August 15, 2011

43、44日目 絶景にこんにちは


土日でした:)←ざっくり笑

土曜の朝といえば?私にとっては日本語レッスン、です。今週はちょっと日本の漫画文化を取り入れてみました。その方が授業がおもしろくなるかなぁ、と。しかしこの日は初回から来ている2人、初めて来た2人、久しぶりに来た1人という何とも難しい構成。しかも5人の生徒対1人。かなり難しかったです…何回も復習して、確認しながら進めて行きました。言葉を教えるって本当難しい。
でも皆一生懸命やって、質問もしてくれるのでやりやすいです。数の数え方なんかは面白い!と言っていました。確かに日本語の数の数え方ってユニークですよね。なんで物事に帰るんだろう?(~冊、~羽とか)日本人でさえたまに分からない時もあるっていう…不思議。

日本語レッスンが終わったら、歴史的建造物をめぐる観光に連れて行ってくれるとスタッフが言っていたのですが・・・お休みの人が多いため延期。また延期かぁ…と思っているとアイセッカーから連絡が。遊ぼうということだったのでやった★と思い、ダブルMちゃん(前の記事参照w)を誘って家で待っていました。

4時30分くらいに行くねー

5時

5時半

6時

6時半過ぎ…やっと来た!!これぞフィリピンタイム。
それまで皆でお家のリビングでぐだぐだーっとした時間を過ごしておりました。笑

それから向かったのは、小高い山でマニラの夜景が一望できる場所がある、アンティポロという場所。そこのレストランでフィリピン料理を食べました♪おいしかった♥
夜景が素晴らしすぎて…270度くらい?マニラをぱーっと見渡すことが出来る場所でした。こんなに明るく、たくさんの大きな建物があるんだと改めて気づかされました。この感動を伝えたいのにカメラが上手く夜景を撮ってくれませんでしたTT



その後は日本料理のカフェへ。いろいろな日本食がありましたが…エビ相撲、養殖メニューなど謎の単語が並んでいて日本人の間ではかなりウケました。他にもこっちは日本語の翻訳がおかしなレストランがたくさんあります笑

そんなこんなでこの日帰ったのが1時ごろ。数時間寝て5時起き。5時過ぎには家を出ました。
なぜかというと…日曜日にパグサンハンという場所へ行ったからです!パグサンハンとは、綺麗な滝があり急流下りが楽しめる、秘境とも呼ばれている場所。ただ、行くのには結構時間がかかります。朝早く出て、向こうに着いたのは9時ごろ。ボートに乗って約3時間、滝への旅を楽しみました★

最初はなだらかな川。周りにはペンションや家。地元の人が洗濯や釣りをしたり、子どもが飛び込みをやって遊んでいました。



段々流れが速く、人気のない自然の中へ。



崖の合間から見える青空とこぼれ出る光がこの世のものと思えないほど美しい。




東京もそうですが、マニラもかなり人が多く眠らない街なので、こんなに自然にあふれている場所に来るのが久しぶりでした。やっぱり世界はこういった自然で出来ていて、自分の想像や理解を超えて広くて深いものなんだと再認識しました。何も考えずただ圧倒されるばかりでした。



約2時間上って行って、滝へ到着。そこからは「いかだ」に乗り、滝の周りをまわります。あまりにも滝が激しすぎて、近くに行ったら目は開けられないし何が何だか分からないほど滝に打たれましたw全身びしょ濡れ。楽しかったから全然問題ありませんけど^^w 下りは流れに沿うだけなので1時間くらい。とても楽しかったです。フィリピンで行った中でも、1,2を争う素敵な場所でした。



その後戦跡の残る場所、カリラヤ湖(ただし湖以外本当に何もなかったw)とその近くの日本庭園にいきました!



日本庭園は…日本ではありませんでした。なんで日本庭園って名前がついているのか謎です。本当に普通の、極めて普通の公園でした笑 拍子抜けしてマニラまで帰り、そのあとはアメリカ人インターン生のフェアウェルディナー。フェアウェルなのにおごってもらいました。申し訳ない…そしてインターン生や他の学生とおしゃべりして帰宅。

本当に長いけど良い旅でした。

42日目 KA★JAM



テンションが無駄に上がる金曜日です。いぇい!…よく分かりませんがw

この日は午後からスタッフ皆でイベントに参加してきました!その名もKA★JAM!…といっても何のことか分かりませんね。説明します。



8月12日が何の日か知っていますか?私もこの日まで知らなかったんですが、笑
皆さん覚えてください。

8月12日は、 International Youth Day!!!!! なんですよ。知っている人もいたでしょうか?

というわけで、もちろん若者のためのイベントです。

KA★JAMとは、Kabataan: Jobs and Alternatives to Migration の頭文字をとったものです。Kabataanとはフィリピン語(タガログ語)で、Youthという意味です。つまり、フィリピンの若者が出稼ぎではなく国内で働く、ということについて考えるイベントです。多くの若者が海外での出稼ぎを志望し、そこで様々な問題に巻き込まれている。もちろん海外に出てしまえば国内の発展にもならない訳で。出稼ぎとトラブルというのは私たちのNGOが特に扱っている問題なので、スタッフ全員真剣に話を聞いていました。ただタガログ語混じりの話のため、私とオーストラリア人インターン生は半分くらいぽか~んとしてしまいましたがw

まず前半のセッションでは、若者の出稼ぎ労働に詳しい教授や、それに関する機関で働いている専門家のプレゼンテーション、スピーチ、パネルディスカッション。
就職できる機会・人数が少ない、不景気に首を切られやすい、日本と似た状況ですが、そういったことが出稼ぎに行く若者の数を増やしている、という話でした。アジアの経済状況は全体的には急成長を遂げていますが、その恩恵が全ての人に行きわたっているか?というと、そうではない。若者が取り残されている。
フィリピンでは統計によると半分以上の若者が海外で働きたい、と考えているそうです(どのくらい正確なデータかは分かりませんが)。しかし、実際に渡航するとその先で不当な労働環境、人身売買、搾取などの被害にあったりする。しかもそれが発覚しにくいのが重大な問題。さらに、国内に残っている家族を助けなければいけないというプレッシャー。出稼ぎに出ても、フィリピンにいる家族のため、いつかは帰ってきたい、という人が出稼ぎ労働者のほとんどだそうです。しかし若者を保護する体制が十分かというと、出稼ぎ労働者だけでなく国内の若者に対しても保護が十分でない…これからの若者がフィリピンでどのように生活していくか、問題は山積みです。

その後フィリピン・コカコーラのお偉いさんやら他の大きな会社の担当者が出てきて、どのような若者を必要としているかというテーマのディスカッション。これはなんだか就活イベントに出ているような気分でした笑
何回も強調されていた言葉は、「assess yourself.」自分に何ができるか、何が本当にあっているのかをよく知ること。コミュニケーション・リサーチのスキルを身につけること。いざという時に他人に対してpositive impressionを持ってもらえるよう努めること。・・・と言った感じでした。ざっくりまとめてみた^^w

参加者からの質問が多かったのですが、なかでも同性愛者の方の質問者が多かったです。そういった人に対して、会社ではどのような対応をしますか?他と平等に審査するんですか?とか…全てのパネラーがうちの会社はそういったことに関してopenなので大丈夫、diversityを大切にします、と言っていましたが・・・実際どうなんでしょうね?ひねくれた言い方をするようですが、表面だけそのように見せることはいくらでも出来ると思うので。

ちなみにこのディスカッションのファシリテーターはTVホストとして有名な方で、その方も同性愛者でした。パネラーの好意的な意見を聞いて、それは喜ばしいことだ、というようなことを仰ってました。こっちってそういうのにオープンというか、結構な人数の方がそういう感じなので日本と大分違ってカルチャーショック気味になることが多いです。しかし、質問者に一人、そういうことで差別をうけ、いろいろ悲しい経験をしてきた方がいて、涙ながらに自分の話をしている姿を見て、フィリピンでさえまだ偏見や差別をする人がいるんだな、ということを知り驚きました。彼はタガログ語で話していたので何を言っていたのか全く分かりません。でも声を震わせて話していて、話し終わって席に着き仲間に励まされている姿を見て、本当につらい思いをしてきたんだなぁと思いました。



後半は、フィリピンで問題になっている若者のエイズ感染と妊娠について。こちらの性教育はあまり十分ではないそうで(私も聞いた感じでは全然そういう教育はされてないような印象を受けました)、エイズ感染の広がり、また、若いうちに妊娠してしまう人が多いと。またパネラーを呼んでディスカッション。はっきりとした口調でずばずば切り込んでいく専門家の女性がいたんですが、自分の意見を持っていて、堂々と話していてそれでいて嫌味がない。オーストラリア人インターンの子たちと、カッコイイ人だねーと話していました。

エイズ感染拡大は日本でも深刻な問題です。内容は日本で議論されているようなものとほぼ同じでした。とにかく自分の身を守りましょう、しっかりとした知識を身につけましょう、自分の夢や将来をつぶさないためにも、ということでした。

その後芸能人も加わってクロージング。皆キャーキャーすごい叫び声でしたが、私は誰が来ているのか全く分かりませんでした笑 話を総括して、最後は参加者全員で誓いの言葉?のようなものをタガログ語で宣言。私とオーストラリアの子は全然読めなくて適当にごまかしましたw その後イベントに来ていた歌手やバンドのライブがあったのですが、これには参加せず帰りました。

全て英語だったらもっといろいろ勉強になったと思いますが、とりあえずフィリピンの若者のこと、出稼ぎ労働のこと、より知ることが出来てよかったです。



最後に小ネタ。
会場には大きなスクリーンが何個かあって、会場の様子、パネラー、イベントのロゴ、ムービーなどその都度映像を切り替えて映すのですが、1回誰かのフェイスブックのページが表示されて笑いが起きてましたw絶対映像スタッフfacebook見てただろう、っていう笑 本当にこういうところ、フィリピンクオリティーだなぁと思います。日本だったら放送事故^^w

41日目 また?


更新大変遅れました><最近バタバタしていて…

さて、先週木曜日金曜日。忙しくなるだろうと言っていたのは、木曜日に出張でフィールドトリップがある、と聞いていたからなんですね。で、前日の夜にメールでボスに確認すると…明日は行かないよ~…あれ?それ聞いてないけど…;;

というわけで出張が中止になりました。他にも度々前日・当日になって予定が変わるということがあったので、このときはちょっとムッとしてしまいました。こっちも予定を確認して他の予定を入れているので、いきなり変わったよ、とか連絡なしに変更されることが多いと戸惑うし正直ちょっと萎えます。まぁこんなことでへこたれてはいられないですが。。

そして午後からは、日本への移住者のためのオリエンテーションを視察するため、遠くの街まで出かけました。ボスと他のインターン(フィリピン人)と一緒にです。向かった先は「COE=Commissions of Filipino Overseas」という機関のオフィス。フィリピン人で、観光以外の目的(学業や就労、結婚、移住)で日本に渡航する人は、ビザをもらう条件として必ず参加しなくてはいけないオリエンテーションです。日本での生活のガイダンスのようなものです。これがちゃんと行われていなければ、日本に来てトラブルを起こしたり問題に巻き込まれてしまうため、重要なオリエンテーションなのです。これは私たちNGOのクライアントにとってもかかわりの深いものなので、オリエンテーションが適切なものかどうか見るために見学に行ったんです。

このオリエンテーションは、毎週2,3日行われており、10数人が毎回参加しています。時間は2時間程度で、とてもざっくりとしたもののようです。(タガログ語だったので十分には理解できませんでした;)渡航者はこれを1回受ければいいんだそうです。

オリエンテーション前に部屋では簡単な渡航先の紹介VTRが流れていました。が、そこに映る日本は…昭和?wというかとても古い映像のようでした。今の日本はこんなんじゃないよ~と言ったら一緒に言ったスタッフが笑っていましたw
その後COEの職員が出てきて、空港や移住の手続きをどのようにやればいいか、どんな書類が必要なのか、という実に眠い話をずーっとしていました。しかもタガログ語で…危うく夢の世界に落ちるところでした。
それから、日本で買い物に行くときは、とか、電気代はこのくらい、ランチはいくらぐらい…という生活とお金の話。大体いい線ついてるんじゃないかと思いましたが、電気・水道・ガス代の見積もりが甘すぎるのと、家賃は高く見積もりすぎ。そして、もらえるであろう給料の見積もりもちょっと今の日本の現実では高すぎるんじゃないか…と感じました。全体的には皆真剣に聞いていましたが、短いのとざっくりすぎるので拍子抜けしました。これで渡航して大丈夫かな?と。私がオリエンテーションの内容考えたい。笑 ボスに、日本人目線からどうだったか、正しい情報だったか、と聞かれ自分の思ったままを伝えました。

ボス自身もこのオリエンテーションが十分なものだとは思っていませんでした。1回、それもたったの数時間のオリエンテーション。これでは日本に実際行ったとき、どう生活したらいいか全然分からない、と。特にお金に関しては物価が本当に違うので、お金の使い方が分からず使いすぎてしまったりする人が多いようです。
私たちのNGOからもJFCの子ども達の中で日本に就職する子がいるのですが、そういう子にはこちらから別のオリエンテーションを提供するようにしています。渡航半年くらい前から毎週やったそうです。特にFinancial Literacyについては念入りにやった、と言っていました。私も移住者全員にそれぐらいのトレーニングをした方がいいのではないかと思いました。

さて、この日は東北の地震の犠牲者のために、キャンドルを灯して祈りをささげる、簡単な追悼式のような物をやる予定でした。なのでオフィスに戻って待っている。6時開始予定。6時過ぎていつやるの?と聞くと、今日は人少ないから延期だよー、と。さすがフィリピン!!!しかしそれを1時間前に知らせてほしかった………………涙 なぜなら7時から用事があったからです。というわけで急いでルームメイトMちゃんとMちゃんと同じ研修先のインターン生・Mちゃん…つまりダブルMちゃんと合流し、オルティガスという場所へ。

オルティガスという駅の近くには、メガモールというその名の通りものすごい大きいショッピングモールがあります。あまりにも大きすぎて友達と合流できずさまようこと数十分(も無かったかな?)。

今回会ったのは、アイセックジャパンのプログラム・JWI(説明すると長いのでhttp://intern.aiesec.jp/jwiをご覧ください)で同じ2期生の2人でした。その2人は遠くに住んでいて、フィリピンで会うのは初めて。なんだかとっても懐かしかったです。また、この日一緒に行ったMちゃん(ルームメイトではない方w)もJWI生で、JWI生大集合?と言った感じでした♪違う国でもこうして会って話ができるって楽しい。お互いの生活や仕事のことを話したり。良い時間でした♥ちなみにめっちゃおいしい日本食食べました♥私はミートソーススパゲッティだったけどw(理由はその前の日にカツ丼食べたから笑)みんなはラーメンやらお好み焼きやらカツカレーやらオムライスやらを食べてました。日本食ってバラエティに富んでて素晴らしいなぁ。

とにかく皆の無事?と近況を確認できてよかったです!寝る間を惜しんで課題やってたりとか。私ももっと仕事に力入れて行かないと、と思いました。

そんな1日★ちなみにこの日行ったレストラン。ジパン。ガイドブックにも載ってます^^

Wednesday, August 10, 2011

38-40日目 いやー

タイトルの「いやー」は、「いやー書くことが見当たらない」の意です。
そのくらい特筆すべきことが無かったこの3日間w
実は昨日アイセッカーの家に泊まる予定だったのですが、どーもこちらの大学はどこも中間テストの時期だそうで。たくさん研修生も来ているのですが、ここのところは忙しくて皆研修生と関わる時間が無いようです。

そんなこんなで通常業務をこなす日々。もうちょっと工夫してやった方がいいのかな;とも思いましたが…
今週は木曜金曜が忙しく、山場になると思うのでまた次に濃い記事が書ければいいなと思います^^;何があるかは、記事見てからのお楽しみで♪……中止になったりして。そんなことありませんように><
でも最近雨多いんですよね。それでいろんなことが中止になったり延期になったり。この前はメインの道路でも3センチくらいまで水の高さが来るほどで・・・ちゃんと舗装されていない道路が多いため、どこを歩いていても浅いプールにつかっているような感覚でしたw本当にひどい雨だったー;

今日は短いですが、この辺で…



Monday, August 8, 2011

36,37日目 ルームメイトがやって来た



5週目の土日でした!そして3回目の日本語レッスン♪

今日は1,2週目にも来てくれた3人が来てくれて、4人で授業しました。理解するのが早い3人組なので楽しくさささーっと進みました。皆習ってすぐ応用できていたので、語学習得能力はかなり高いと思いました。教えるのもまだ慣れませんが少しずつ楽になってきた気がします。…いや、やっぱりすごく体力いるけど笑

土曜日のお昼はフィリピン大学で食べました^^卒業生のための記念会館みたいな美しい建物の中で食べました。値段もお高めな感じ…フィリピン料理と違って甘くない、本格的なパスタでした!誘ってくれたスタッフの2人に感謝TTチョコレートケーキもテイクアウトして帰りました♥

この日急きょルームメイトが来ることになったので、お家でのーんびり待っていました。夜になって、アイセッカーとともにルームメイトの子が家へ♪

日本人で、これから6週間マニラでインターンする大学生の女の子です★同じような活動をしているNGOに行くことになっているようで…お互い支え合って短い間ですが頑張りたいと思います^^
フィリピンの生活について一通り説明していると…たった1か月しか経ってないのに現地の人になった気分でした。笑 でも本当に短い間なのにすっかり馴染んでしまって、もう聞かれても何でも答えられました!それだけいろんなことを吸収した1か月だったんだなぁ…と。今になって実感しました。まだまだ油断してはいけませんが、ちょっと現地の人に近づけたのかな。最近はフィリピン語もしゃべれたらいいなと思ってちょくちょく単語を覚えたりしています。フィリピン語で話すと店員さんとかがとびきりの笑顔♥になってくれるので嬉しくてもっと勉強したくなります:)やっぱり新しい環境に身を置くってことはそれだけたくさんことを吸収できるので、良いことだなと思います。大変なこともあるけれど、それも気にならないくらいにたくさんのことを得ました^^

日曜日にはまず教会に行き、その後午後からルームメイトMちゃんの携帯購入や両替などもろもろの準備について行きました。新しいことばかりでカルチャーショックを受けていたMちゃん。この機会を通して改めてフィリピンってこんなところが面白い、っていうのに気づかされました。慣れると最初の新鮮さを忘れてしまうので^^;

時間があったのでこれから観光行っちゃおー★ということになり、マカティ(以前の記事参照)に向かいました。この後何が起こるか全く予想もせず、この時はルンルン気分で出かけました。(最後まで読めば分かりますw)マカティにつくと、カフェで休憩してからお買いもの、公園(といっても、モールの中にある人工公園みたいなやつw)に行きました。公園の真ん中の川?を見ると…そこに大きなオープンドーム式?の建物が浮かんでいる。そしてその周りを数えきれないほどの人が取り囲んでいる。サーカスかなんかショーやってるのかな?と興味本位で中をのぞいてみると…礼拝でした。そのドームはカトリックの教会だったんです!司祭のような人が話をしていて、何十席かの席に人が。そしてその何倍もの座りきれない人たちがドームの周りを取り囲んで話を聞いている。驚きました。前にも見かけましたが、大きなモールの中って教会があるところが多いんですね。ショッピングモールの中に教会・・・おもしろい発想ですよね。そしてフィリピンの人々の信仰深さにも驚きました。日本ではあまり見られない光景。



そして少し街を歩き、今フィリピンでも評判の開発地、ボニファシオという地域へ移動しました。マカティからタクシーでちょっとのところで、新たなビジネス地としてどんどん開拓されている地域です。うわさには聞いていましたが…すごい。まず新宿のようなビルの連なり。六本木のようなモールの雰囲気。東京駅周辺のようなストリートの様子。…言い過ぎかなwでもそんな綺麗な、フィリピンのイメージとはかけ離れたところです。そんな場所が一帯に広がっているので、もう外国に来たような気分です。

ちなみにそこまでタクシーに乗ったのですが、その途中にはホームレスのような貧しい人が住み着いている地区もありました。タクシーの運転手さん曰はく、前大統領の汚職によってこのような人々が生まれてしまった、本当にひどかった、と言って前大統領の政治について強く批判していました。長くなるので省略しますが、とてもひどい政治をして貧しい人をますます貧しくしてしまったようです。たまたま乗り合わせたタクシーですが、運転手さんが政治のこと、観光のこと、とても深い知識を持っていていろいろと説明してくれてとても勉強になりました。


さてボニファシオの話にもどると、ヨーロッパ風の建物のモール、専門店街、公園などを歩いて回りました。そこに無印良品もありました!日本と全く同じ店の雰囲気。面白かったです。
何時間も練り歩き、シーフードマーケットを抜け、もう1つの巨大なモールを歩いていたとき。
Mちゃんが「財布なくなってる!」と。……やられました。観光客を狙った窃盗…マニラではヨよーくある話だとは思いますが。まさかこの日Mちゃんが引っかかってしまうとは!まだマニラに来て3日目のMちゃん。しかもお金だけでなくいろいろ入っている財布だったため、事態は深刻でした。

フィリピンにはTourist assistance policeという観光客を狙った犯罪専用の窓口があります。これがあるのがフィリピンらしいというか…ボニファシオも観光地なので、もちろんありました。話を聞いてもらい、警察署に行くことに。バイクで行くけど、いい?と言われ、初めてバイクにのりました!怖かった。笑 ただでさえ乗ったことないのにフィリピンのカオスな道路でバイクの後ろ乗りしなきゃいけないなんて。死ぬかと思いましたよ…TT生きてますけど。何事もなくてよかった^^;;警察署のおじさんが盗難届・証明書を発行してくれて、その後家に帰りました。犯人が分からないので多分財布は戻ってきません。悔しいですが…本当にこういうところでは気をつけなくてはいけないんだ、と改めて認識させられました。皆さんも観光地ではご注意を><



そんな感じで私もMちゃんもぐったりな1日でした。今度は気を付けて楽しい観光をしたいと思います!:)

ボニファシオ・ハイストリートのレストラン街で宇宙飛行士を発見!笑 記念撮影★